クラウドを運用していくのには24時間365日の安定稼働が欠かせません。
万が一、障害が発生した場合には対応能力が問われます。
クラウドの運用代行※業社の選定をする場合は、障害発生時の対応経験、対応ノウハウがどれだけ蓄積されているかがカギとなります。
※運用代行とは、監視・保守・運用をまとめた総称です。
ジード(ZEAD)はクラウドを長く手がけてきた企業です。2004年5月に「ホスティングサービス」を提供開始して以来、19年以上にわたりホスティング事業を運営してきました。また、自社オリジナルのクラウドサービス「Pococa!(ポコカ)」「Beerfroth(ビアフロス)」を2005年4月以降に相次いでスタートしています。
このような状況のもとで取り扱ってきたクラウドの運用代行案件も数多くにのぼり、クラウドトラブルへの対応経験値も蓄積されています。
2018年3月には、情報セキュリティマネジメントシステムの国内の標準規格である ISO 27001 : 2013 (JIS Q 27001 : 2014) を取得。クラウドにおける情報セキュリティ対策にも細心の注意を払って運用代行を行っています。
それだけでなく、ジードにはマイクロソフト製品に対して深い専門知識を待つエンジニアに対して贈られる「Microsoft MVP Award」の受賞社員や、マイクロソフトのクラウドサービスである「Microsoft Azure」のエキスパートなど、高い技術力を持つメンバーが在籍しています。
このような実績や経験、技術的なバックボーンを持つスタッフが、お客様のご要望に沿ったクラウドの運用代行サポートをいたします。
クラウド運用・管理代行の概要
お客様がクラウド上で展開するシステムやサービスを安心・安全に運用していただくために、ジードでサーバーの監視・保守・運用を代行させていただくサービスです。
お客様側でサーバー運用管理専任者をご用意される必要はありません。ジードではサーバーを安全に管理代行するマネージドクラウドサービスを提供しており、専門スタッフがお客様の運用方針に基づいた最適なサーバー運用・保守代行をさせていただきます。
クラウドの運用代行はこのような方に向けてのサービスです
技術専門スタッフが
社内にいない緊急時の対応まで
手が回らない24時間社内で
監視するのが難しいスタッフはいるが
夜間対応ができない人件費を削減したい
障害・セキュリティ対策に
自信がない他業務も兼任していて
手が回らないクラウド上でシステムを
安全に運用したい
クラウド運用代行の種類
お客様がご利用しているクラウドを、ジードが運用管理を代行させていただくサービスです。監視・保守・運用のクラウド全面バックアップから、いずれか1つだけなど、ご要望にお応えします。
また、クラウドの契約や料金の回収代行なども対応させていただきます。
監視を代行
サーバー死活監視、ディスク監視、CPU監視、サービス監視など24時間体制で監視します。メールやChatWork、LINEなどで通知可能です。
保守を代行
サーバー側で障害・故障が発生した際、エンジニアが対応します。また、セキュリティ上の問題があるミドルウェアなどのバージョンアップ、サーバーの保守について対応させていただくサービスです。
日々の運用を代行
サービスをクラウド上で立ち上げた後に、安定したサービス提供を継続するために、クラウドサービスの設定やチューニング作業などを実施します。
お客様に代わって運用を一括して対応させていただきます。
契約・支払い代行
クラウドサービスの契約や料金の請求をお客様に代わって行います。
クラウドにおける「監視」「保守」「運用」業務代行の違い
クラウドを常に安定稼働させていくためには、クラウドに最適化された「監視」「保守」「運用」を行う必要があります。
監視
クラウドやそのネットワークが正常に稼働していないと、Webサイトの閲覧やシステムの利用ができなくなります。クラウドやそのクラウド上で運営しているシステムを安定して運用するために最も重要な業務が「監視」となります。
クラウド監視ツールからアラートが送信された際には、速やかにエンジニアが状況確認を行います。状況確認の結果、異常や障害を検知した場合には、お客様のクラウド担当者へ速やかにご連絡いたします。
システムやネットワークが動作しているかどうかの死活監視や障害監視、バックグランドシステムやデータベース稼働の監視など、クラウド上のシステムを利用できる環境か否かを24時間365日監視いたします。CPUやディスクの使用率などのリソース監視もこの業務に含まれます。
保守
障害の原因を究明する業務が「保守」です。クラウド側に障害の原因があるときには、サーバーの再起動やOS、ミドルウェアのアップデート、脆弱性対策などを実行します。「アプリケーションがダウンしている」「サービスが正常に利用できない」といった場合には環境調査を行い、エンジニアが一次障害対応を行います。また、外部からの攻撃を検知したときには速やかにネットワークを遮断します。
クラウド側に異常がないと判明したときには、お客様の担当者へ速やかにご連絡させていただきます。クラウド保守に関するヘルプデスクを設置しておりますので、お客様からのご質問に関しては速やかに回答させていただきます。
運用
クラウドを運営する上で必要となるパターン化された代行業務が「運用」です。具体的には、ソフトウェアのアップデート、各種設定変更、ログ作成、利用者のアカウント発行、セキュリティホール発生時のバージョンアップなどを行います。
システムに異常があった場合の再起動や再インストールなどの対応可能な部分についても、ジード側で実行いたします。アクセス急増や高負荷の発生時には、リソースを見てスケール調整を行います。
オンプレミスでサーバーを運用する際のメンテンス代やメンテナンス要員の配置、オンプレミスに必要な電気代といったコストと比較すると、はるかにコストメリットを感じることができるのがクラウドです。
※ご利用方法により対応内容が異なってきますので、お客様からマニュアルをいただく必要があります。
専門スタッフがそろっているジードにクラウドの「監視」「保守」「運用」業務すべてをお任せいただけることで、安心してクラウドの運営ができます。同時に、システム担当者様の負荷軽減も期待できます。
クラウド運用代行に必要不可欠な業務は、「監視」→「保守」→「運用」の順になります。
コスト面からすべての業務の代行が無理であれば、「監視」業務、あるいは「監視」「保守」業務に絞ってのご依頼も可能です。